【第2話】旅のススメ ~旅に出る前に考えておきたい5つのこと

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みなさん、こんにちは。

前回の記事では「旅に出ることで得られること」についてご紹介しました。今回は、実際に旅に出るために必要な準備や心構えについてお話ししていきます。

➡️ 【第1話はこちら】

実際に私が初めて一人旅などを始めた30年以上前とは社会情勢や周辺環境は変わっていますが、本質は変わらないと思います。
また、旅行関係の法律や規則も変わっていると思うので、私自身も改めて勉強しなおしながら、一緒に成長していければと思います。

パーキングエリアに泊まる高速バス

失敗OK!完璧じゃなくていい

旅に出ると、予定どおりにいかないことのほうがむしろ多いものです。
宿が思ったより古かった、注文した料理が思っていたものと違う、予定していたとおりに回れない、ネットや雑誌の情報が間違っていた……そんな“ちょっとした失敗”は、旅のスパイス。

大事なのは「失敗=悪いこと」と決めつけず、「まあ、こんな日もある」と受け流す柔軟さを持つことです。
むしろ、あとから思い返すと一番印象に残っているのは、うまくいかなかった出来事だったりします。本当に失敗してはいけないことは、怪我をしたり事故に遭うなど生命や身体に危険が及ぶことです。

旅は“完璧”を目指すものではなく、“自由さ”を楽しむもの。予定外の展開を恐れず、肩の力を抜いて旅立ちましょう。

※確実にこれは見たい、食べたい、行きたいなどの「最重要事項」は色々な情報源を用いて失敗しないようにしましょう ← 本音(笑)

シンガポールウッドランドインターチェンジバス乗り場

【旅行初心者も安心】旅の不安を減らすために!旅行前に確認したい5つの準備ポイント

旅行はワクワクと発見に満ちた時間。でもその一方で、準備が不十分だとトラブルやストレスの原因にもなりかねません。
私はプライベートで国内外をたくさん旅してきましたが、スマホのなかった時代の「旅の基本」は、今でも活きていると感じています。

この記事では、「旅行前に注意すべき5つのポイント」として、旅の準備で特に大切だと思うことを紹介します。これから旅に出る人の参考になればうれしいです。

プランと目的地のリサーチはしっかりと

まず大切なのは「全体のプランと目的地情報のリサーチ」。
どこに行って、何をして、どんな移動手段を使うのか。最低限の流れは頭に入れておくと、旅先での判断がスムーズになります。
休みに合わせて旅行するのか、安いチケットに合わせるのか、あるいはイベントやお祭りに合わせるのか。

特にチェックしたいのは以下のような情報:

  • 現地の気候(寒暖差、雨季・乾季など)
  • 治安情報(夜の外出は安全か、スリが多い場所など)
  • 現地のイベント(渋滞や混雑の原因になることも)
  • 交通手段(市内交通の種類、アプリの有無、運賃)

私は昔から、観光協会とか政府観光局に資料請求をするのが大好きでした。情報を持っているのとそうでないのとで、旅行の充実度が変わってくると思います。
最近はSNSやYouTubeで「リアルな旅動画」が簡単に見られるので、雰囲気を掴むのにも便利になりました。
私は旅の前にGoogleマップで行きたい場所を★マークで保存しておくのが習慣です。

あと、「現地のイベント」に関して気づきやすいのは宿泊代が通常の時期より割高になっている時。有名アーティストのコンサートやスポーツイベントなどがある時は、宿泊代が割高になっていることが多いので、「もしかして何かあるのかな?」と気づけるようになれば一人前の旅人です!


必要書類とチケットは「紙とデジタルの二刀流」で

スマホ時代とはいえ、いざという時のために「紙の控え」を持っておくのは本当におすすめです。特に以下のような情報は印刷しておくと安心:

  • 航空券(eチケットの控え)
  • 宿泊先の住所・連絡先・地図(現地語併記だと尚よし)
  • 保険証書や保険会社の緊急連絡先
  • ビザ(必要な国の場合)

私もこれまで、SIMの接続不良でネットに繋がらず「マジかっ」と思ったことや、空港Wi-Fiが激遅で地図が読み込めなかった経験があります…。
デジタルと紙の二刀流が、実は最強です。


トラブルを想定して、代替案も考えておこう

幸いなことに、私は今まで欠航や到着地変更などはありませんが、到着遅延などはかなり起こりえます。
旅行中は予定通りにいかないことも珍しくありません。
たとえば:

  • 雨で観光できない
  • バスが運休、電車が遅延
  • 空港で長時間足止め

こんな時のために、「代替案」をなんとなく頭に入れておくと冷静に行動できます。

  • 雨天時はカフェ巡りに切り替える
  • ホテルで休養日を1日設けておく
  • 夏の台風シーズンや冬の降雪が予想される際の別の移動方法 などなど

また、途中で「やっぱりここに行先変更しよう」と思った時に事前に案を考えていることでスムーズに変更ができることもあります。

旅行は“予定通りにいかない”ことも楽しむもの“次また来よう”というきっかけになると思うように最近はしています。でもその余裕は、「心の準備」があるからこそ生まれると思います。


クチコミをチェックして“旅の現実”を知る

ネット上のレビューや口コミは、ガイドブック以上にリアルな情報の宝庫です。私がよく使うのは:

  • Googleマップの口コミ(写真付きが◎)
  • TripAdvisorやBooking.comのレビュー
  • YouTubeやブログの記事

特に飲食店や小さな観光地は、評価が大きく分かれることも。
事前に評判を見ておくことで、「失敗した…」という後悔を避けられます。

しかしながら、気を付けなければならないことがあります。それは「情報のリテラシー」

“リテラシー”とは、知識を持っていて、さらにそれを日常で役立てられる力のこと。
インターネットには多くの旅行クチコミや体験談がありますが、すべてが正確とは限りません。情報をうのみにせず、複数のサイトや公式情報と照らし合わせて判断することが大切です。自分にとって本当に役立つ情報を見極める力――それが「旅行情報リテラシー」です。

あと、私は、空港からホテルへのアクセス情報も必ずチェックします。タクシーの相場や正規の乗り場、深夜到着時に公共交通機関に間に合うかなどは、旅の安心感に直結するポイントです。


スケジュールと予算には「ゆとり」を

旅程を立てるとつい「あれもこれも詰め込みたくなる」気持ちはよく分かります。でも、詰め込みすぎたスケジュールは旅の敵

  • 朝から晩までぎっしり予定を入れすぎて疲弊…
  • 乗り継ぎ時間が短くてヒヤヒヤ…
  • 予定がずれて他の予約に間に合わない…
  • 思っていたより出費が多い

こんな事態を避けるためには、「1日の行動は2〜3カ所」「移動の前後に余白を持たせる」くらいがちょうどいいです。
私の過去の例でいうと、元職場の人と一緒に北海道旅行に行った時の旅行2日目の行程。函館から宗谷岬を経由して知床に行くというコース。おそらく現地の人は絶対無理とおっしゃるでしょう。正直、知床のホテルに着いたのが深夜2時か3時くらいだったと思います。
メンバーに恵まれて、今となって良い思い出ですが、若かったから出来たのかなぁと思います。

旅の楽しさは“詰め込んだ数”ではなく、“満足感”や“ゆとり”から生まれます。
今回は行けなかったから、次また来ようと思える旅先をいっぱい作りましょう!

また、予算ギリギリも節約旅行で楽しい部分ではありますが、本当に“カツカツ”の状態ではイレギュラー時に困ってしまうので、予算もある程度は余裕をもっておきましょう。


まとめ:事前のひと手間が旅の安心につながる

旅行って、ただ楽しいだけじゃなくて「ちょっとした不安」や「緊張」もあるものですよね。でもその多くは、事前の準備や情報収集でかなり減らせると思います。

旅行の楽しみは計画をしている時かもしれないと思ったりもします。ネットを見て「ああでもない、こうでもない」と計画を練るのは本当に楽しいものです。
そうしたなかで、覚えておかなくても頭の片隅にいろいろな情報がある事で、イレギュラー時に対応ができることもあります。
「幅」を広げておくといろんな面で役に立つことでしょう。

海外旅行前にチェックしておくと安心なポイント

  • 大使館・領事館の連絡先(パスポート紛失やトラブル時に必須)
  • 現地の緊急連絡番号(警察・救急など)
  • 予備のネット手段(eSIMが繋がらない時の保険)
  • 文化理解(現地の習慣に敬意を払い、その土地の“当たり前”を受け入れる姿勢を持つ)

◎海外旅行に行く時に必ずやる事◎

海外旅行中に一番心配なのは、やっぱり“もしもの時”の対応です。
現地の情勢が急に変わったり、災害やトラブルに巻き込まれたりした場合、日本語で信頼できる情報が手に入るかどうかはとても重要。

そんなときに心強いのが、**外務省の「たびレジ」**というサービスです。

これは、渡航先や日程を登録しておくと、現地の安全情報や緊急時の連絡をメールで受け取れる無料サービス。
たとえば、現地でデモが予定されているとか、大きな事件が起きたなどの情報がタイムリーに届くため、リスク回避にもつながります。

短期旅行でも登録できて簡単なので、私は旅に出る前の“定番準備”として毎回活用しています。

たびレジ(外務省公式サイト)(外部リンク)

旅のスタイルは人それぞれ。でも「備えあれば憂いなし」は、いつの時代も変わらない真実です。

ぜひ、ご自身のスタイルに合わせて、快適で安心な旅を楽しんでくださいね。

ベトジェットエア航空機
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