結論からいうと、旅行が好きな仲間を増やしたい。それが私の目的です。
今日から、日常の何次元から自分を解放し、「旅に出ること」について、連載という形でお話ししていきたいと思います。
いま、経済的な制約、デジタルコンテンツの充実、趣味や娯楽の多様化などによって、以前よりも旅に出る人が減っているのかもしれません。
また、文化の違いや言葉の壁に、不安を抱える人も増えているのでしょう。
「今はまだ旅に出るダイミングじゃないけど、いつかは行きたい」
そんなふうに思っているあなたに向けて--
この連載【あなたの未来、ここから始まる。旅のススメ】を通して、一人でも多くの”未来の旅人”の背中を後押しできたらと思っています。
今のドキドキは、きっと未来の宝物になる。
次は「あなた」が世界にログインする番です。
将来、人生の無駄遣いをしたと後悔しないために…
わたしはだれ?どんな旅が好き?
わたしは、国内の日帰りのプチ旅から、世界一周航空券を使って欧米を見てまわったり、東南アジアを中心とした民族色ゆたかな街歩き旅まで、さまざまな旅をしてきました。
元々、旅行会社のカウンターセールスで約7年、その後もホテル業界で10年以上勤めていたため、旅を支える側の経験もあります。そのため、情報をふまえての旅行計画は当然、危機管理やトラブル対応についても、ある程度の知識を持って旅に出ています。
私の旅の基本は「暮らすように旅する」ということで、短い期間しか滞在はしないものの、現地の人の目線で旅人をしている気がします。
地元のスーパーに行ってみたり、入りやすそうな地元のカフェでお茶してみたり。
ただ、日本食が大好きなので、海外に行っても日本食はかなり食べますし、苦手な食事はスルーしてしまいます。無理せずマイペースな旅人です。
なぜ、連載を始めるの?
今、「一人旅」や「自分のための時間」が要評される世の中で、それでも「怖い・不安」「どうして良いか分からない」と踏み出せずにいる人がたくさんいると感じています。
旅に出るという事は楽しみであり、学びの場であり、自分を成長させる経験をすることができます。そのような経験を多くの人に経験してほしいというのが私の望みです。
そんな人たちに向けて、背中を押し一歩踏み出せるようなガイドをつくりたい。 「これさえ読めば大丈夫!」「なんだかやれそうな気がする」と思ってもらえるような、心づよい連載を目指しています。
やってみて失敗したらやり直せばいいし、旅行は自分には合わないと思えば違う趣味を見つければいいと思う。
連載全体の流れ
【第一章】旅に出る前に ― 未来へのプロローグ(5~7月)
準備・手配・はじめての旅の冒険へ
旅はもう始まっている。ドキドキとワクワクを詰め込んで、未来の扉を開けよう。
【第二章】旅を楽しむコツ ― 世界を味わうレシピ(8~10月)
情報収集・ひとりごはん・移動テク・心のサバイバル
ちょっとしたコツが旅を何倍を面白くする。あなたの旅を、もっと自由に、もっと軽やかに。
【第三章】旅に慣れてきたら ― 次のステージへ(11月~翌年1月)
レベル別プラン,おひとり旅,温泉,プロフェッショナルチャレンジ
新しい世界を、もう一歩深く。旅を「趣味」から「ライフワーク」へ昇華させるためのヒントを。
【第四章】いざ,広い世界へ ― 旅が未来をつくる(2月~3月)
一人旅のリアル・笑えるトラブル・未来へのメッセージ
世界を歩いたその先に、見えてくるもの。旅があなたに与えてくれる「本当の自由」と「未来のエール」を、最後に。
読者のみなさんへ
この連載は、大げさに言えば「日常という名の限界」をぶち破り、「すべては自分次第」という世界へ飛び出すための、小さな起爆剤です。
スティーブ・ジョブズは言いました。
「まだ見つかっていないなら、探し続けろ。立ち止まるな。」
( ”If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.”)
そして、もうひとつ。
古代ローマ時代――各地からローマへと続く道路網が張り巡らされていたことから生まれた言葉、
「すべての道はローマに通ず」。
今では、「方法は違っても、目指すところは同じ」という意味で使われています。
つまり、どんなに遠回りしても、どんなに違う道を選んでも、
本当に目指しているものにたどり着ける、という力強い励ましの言葉なのです。
たとえ今は道に迷っているように感じても、あきらめず探し続ければ、
あなたの歩く道も、必ずあなた自身のローマへとつながっていきます!
この連載で、あなた自身の未来をひらくヒントを、ぜひつかみ取ってください。
さあ、いよいよ第1話――
「旅のススメ~未来を変える最初の一歩」へ、飛び込みましょう!
毎週第2、第4金曜日に掲載予定です。
2025年度がみなさんや私にとってより良い年度になるよう楽しんでいきましょう。